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2014年12月08日
立ち去る者は、見苦しくないように後始末をしていくべきだということです。
小学校の卒業式の準備で先生から何度も言われた言葉です。o(~-~)o
労務管理の現場では、退職社員の引継ぎで顕著に現れます。
退職する社員の立場では、引継ぎ業務は簡単に済ませたいと思うものです。
悪く言ってしまえば「自分が辞めた後のことは知ったことではない」と。。
引継ぎを受ける側も、新たな業務でチンプンカンプンなまま引継ぐため、
何を質問していいのやら、他に注意すべきことがないのか、そもそも
網羅的に引き継がれているのかすら分からない状態です。
立場上、いろんな会社の、いろんな社員様の引継ぎを見てきました。
引継ぎ作業そのものは見ていませんが、後任の方の習熟度や、業務の範囲から
引継ぎの精度がうかがい知れます。
きれいな引継書を作成して、挨拶から、入念な引継ぎ業務をしたうえで、
退職後の連絡先まで残されている後任者もいらっしゃいますし、
まったく聞かされないままの方もいらっしゃいます。
お粗末な引継ぎでは退職後も悪く思われてしまいます。
できる社員は「跡を濁さない」ものです。
名古屋の社会保険労務士
情報バンク社労士事務所