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2014年10月15日
人は楽をする生き物です。
楽をすることで、自身のエネルギー消費を抑え、延命するための本能的行動ですが、
仕事の上では、多くの場合、サボりにつながる悪い行動と捉えられます。
勤勉な日本人は古くから「楽をしようとしてはいけない」「一生懸命働くことが美徳」
といった概念があり、楽をすることはよくないと考えられています。
しかし、楽をしようとすることで、効率的な方法を考え、生産性が向上する利点も
あります。
言われたことを、言われたとおりの方法でやっていては、いつまで経っても効率は
上がりません。
やり方を工夫すれば、楽に仕事が進むようになります。
相談を受けて、業務を見せてもらうと、いつもこのやり方なの?これを何年も続け
ているの?と驚きと尊敬の念が入り乱れることがあります。
目視でのチェックではなく、パソコンなどで比較する。
類似する作業や資料を統廃合する。
無駄な作業、非効率な手順を見直す。
時間的な目標を定めて時間短縮をする。
効率化を図れる機器を導入する。
コストのかかるものもありますが、少し考えるだけでも、少しずつでも効率化は図れます。
名古屋の社会保険労務士
情報バンク社労士事務所