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2014年07月21日
私は中学、高校時代に陸上部に所属しておりまして、雨の日も風の日も毎日
トレーニングをしておりました。
社会人になって数年後、今から数年前のことですが、高校時代の陸上部顧問
の先生にお会いしました。相変わらずお元気で、高校は変わったものの、
陸上部の顧問は続けていらっしゃいました。
ところが、お話を伺うと「最近の子は叱るとすぐに辞めてしまう」と残念そうに
おっしゃっていました。
サークルのように仲間と楽しく活動することは否定はしませんが、ひとつのことに
真剣に取り組んで、自身の限界に挑戦することは大きな財産になります。
高校当時、厳しくご指導をいただいた記憶がありますが、部活を辞めようと
思ったことは一度もありませんでした。
途中で投げ出せば、その先にある「何か」を得ることはありません。
部活動を辞めることで得られるものが大きければ、それも選択肢に上がるかも
しれませんが、叱られたから、つらいから辞めるのは現実逃避にしかなりませんし、
得られるものはないでしょう。
人生、逃げられないこともあります。
仕事はサークルではありません。
仕事は部活よりもシビアです。
就職して上司に叱られたら、その度に転職を考えるのでしょうか?
厳しいノルマが課せられたら辞めるのでしょうか?
先輩とウマが合わなかったら?
仕事で失敗してお客様にお叱りを受けたら?
自身の退路を絶って取り組めば「何か」を見つけられるかもしれません。
名古屋の社会保険労務士
情報バンク社労士事務所