石の上にも三年

社会保険労務士ブログ

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2014年07月01日


何にでも言えることですが、毎日続けることは大変ですね。
それが何であれ、「継続は力なり」だと思います。

私の慕う経営者の方が、毎日ブログを更新しています。
その日(前の日かな?)の出来事を綴っています。

ま、私の場合は、毎日とはいきませんが、可能な限り上げていきたいと思います。
(弱腰^^;)

私は、大学の卒業研究で、他の大学との共同研究をしておりました。
私が卒業する際、先方の大学の教授が私に贈ってくださった言葉が
「石の上にも三年」でした。

ありきたりの言葉かもしれませんが、石の上にも三年座り続ければ暖かくなるのです。
この場合、「石なんて、10秒も座っていれば暖かくなるじゃないか」とか
逆に「三年座っていても石全体を暖かくすることは不可能でしょ」なんていうことは
考えてはいけません。
人間の発熱量や、石の熱伝導、または放熱量なんて気にしてはイケマセン。
「続けることが大事」ということわざです。

お客様の入退社の手続きをしていると、入社してわずか数ヶ月、短いと数日で
辞める社員がいます。
在籍したわずか数日間で何が分かったのでしょうか?
労働条件が募集内容とかけ離れていたのでしょうか?
ブラック企業だと分かったのでしょうか?
思い描いていた職場とは違っていたのでしょうか?

劣悪な環境で過労死や精神疾患になるまで働くことはありません。
辞めるなら、早い段階で見極めたほうが無駄な時間を過ごさなくて済みます。
他にやりたい仕事が見つかった(決まった)なら喜ばしいことです。

そうでないなら、辞める明確な理由がなければ、「続ける」という選択肢があっても
いいと思います。

仕事でも、趣味でも、習慣でも、何かを始めたとき、そして挫折しそうになったとき
「石の上にも三年」を思い出します。
石の上に三年座れば見えてくるものがあると思います。


名古屋の社会保険労務士
情報バンク社労士事務所